西条八十和台湾新民谣运动[日语毕业论文]
西条八十と台湾新民謡運動
要　　旨
1895 年、台湾は日本の植民地になった。台湾文学の発展が始まったのは、日本に統治された後のことである。多くの日本人文学者は台湾に渡り、積極的に台湾で文学活動を展開した。西条八十はそのうちの一人である。大正末から昭和にかけて、氏は北原白秋、野口雨情と日本で新民謡運動に取り込んでいる。新民謡運動は昭和初期の一桁時代に全盛期を迎え、作曲家、舞踊家とのコンビで普及し、鉄道網の充実、ラジオ、蓄音器、レコードなどの電波によって日本だけでなく、植民地台湾へも広がっていった。台湾に広がった新民謡運動は大きなな影響を呼び、文化的な交流や摩擦を引き起こしている。本稿では、西条八十作「台湾音頭」を取り上げ、日本で起った新民謡運動が植民地台湾にも広がって文化的な交流や摩擦を引き起こしていった諸相を明らかにした。
キーワード:西条八十  日本植民地時代  台湾  台湾新民謡
目　　次
はじめに    1
1. 西条八十と日本新民謡運動    1
1.1西条八十の生い立ち    1
1.2日本の新民謡運動    2
2．日本新民謡運動と台湾    4
2.1台湾の俚謡雑誌『わかくさ』について    4
2.2台湾の俚謡雑誌『わかくさ』と日本新民謡運動との関連    5
3．西条八十と台湾新民謡    5
3.1西条八十の台湾渡来    5
3.2西条八十の「台湾音頭」    7
終わりに    8
参考文献    10
謝　　辞