芥川龍之介の作品における反戦意識—「桃太郎」を中心に[日语论文]

摘要

芥川龙之介是日本近代史著名的短篇小说家，在10余年的作家生涯中，旺盛的创造力给世人留下了不少杰作。比如说《罗生门》《鼻子》《芋粥》等等广为人知。但是，对于他的作品《桃太郎》 的研究却不多见。近年来，分析芥川作品中的反战意识的倾向有所增强，关口关义在《将军》 中导入反战后，通过游览中国的视角解说《将军》这一作品，并将其评为体验中国的反战小说。在中国，《将军》自不用多说，从反战的视角对《桃太郎》加以研究的论著也慢慢多了。本论文亦欲以自己独特的视角通过介绍芥川的《桃太郎》中的反战意识，让更多的人更深刻地了解他的作品。由此来重新认识这位敢为人先讽刺社会的启蒙家。也借此机会希望世界大战不会再次发生，让更多的人能够认识到世界和平的重要性。

关键词：芥川龙之介；桃太郎；反战意识

要旨

芥川龍之介は日本近代史において著名な短編小説家であり、彼の作家生活は十年あまりに過ぎないが、旺盛な創作力で数多くの傑作短編を残した｡「羅生門」「鼻」「芋粥」などをよく知られている｡しかし、この「桃太郎」 という作品はこれまで論じられたものは少ない。近年来、芥川の作品を反戦という角度から見る傾向が強まっている｡関口关義は「将軍」論戦小説の視点の導入において、「将軍」を中国旅行の視点を通して解説して､「中国体験と関わる反戦小説」と評した｡中国側では、「将軍」は勿論、「桃太郎」を反戦という角度から見る研究も少なくない。本論も自分なりの独特な角度から「桃太郎」に含んだ反戦意識を紹介することにより、多くの人に芥川の作品をより深く理解してもらいたい｡人々の先頭に立って社会を見据える皮肉屋と啓蒙家の芥川を改めて認識してもらいたい｡同時に、二度と世界大戦が起こらないように、世の中の平和の必要性を改めて提唱し、多くの人に分かってもらいたい｡

キーワード：芥川龍之介；「桃太郎」；反戦意識