关于和服图案和配色的考察-以电影《恶女花魁》为例[日语论文]
着物の図柄と配色についての考察－映画『さくらん』を例として

要　　旨
蜷川実花は、日本の女性写真家、映画監督である。小山登美夫ギャラリー に所属している。桐朋女子高等学校、多摩美術大学美術学部グラフィックデザイン学科卒業した。2020年東京オリンピック・パラリンピック組織委員会理事である。彼女は日本で右に出る者のない女性芸術家と言っても過言ではない。
  映画『さくらん』は蜷川実花の初の映画監督を務める作品である。この映画は安野モヨコの漫画作品を原作としたもので、日本江戸時代の吉原遊郭を舞台に、遊郭に売られて来た少女「きよ葉」が自らの生き方を貫こうとし、ここの規則を反抗しながら、成長してゆき、ついに吉原一の花魁になる物語である。
本論文では、映画のヒロイン「きよ葉」の服装の図柄と配色の考察を通して、ヒロインの心境経路を分析し、蜷川実花独特の審美世界を探求する。
本論文はおおきく三つの部分から構成されている。
第一章は映画『さくらん』のあらすじと蜷川実花についての紹介で、第二章は日本の着物柄と色の歴史を紹介する。
第三章は映画『さくらん』の服装（着物）の図柄と配色からヒロインの心境経路を分析する。
本論文は映画『さくらん』の服装（着物）の図柄と配色の分析を通して、蜷川実花がどのように自分の独自の審美を生かし、日本の伝統的な着物に新しい芸術価値を与え、独特の世界を作り出すのを明らかにする。

キーワード：蜷川実花　さくらん　図柄配色

目　　次
摘　　要    Ⅰ
要　　旨    Ⅱ
はじめに    1
第一章 日本の着物柄と色の歴史    2
1.1 日本の着物柄    2
1.2日本の色    4
第二章 映画『さくらん』について    5
2.1　映画『さくらん』のあらすじ    5
2.2　蜷川実花の色鮮やかな世界と独特の審美    6
第三章　着物の図柄と配色から見るヒロインの成長史    6
3.1　禿の時    6
3.2　新造の時    7
3.3　花魁の時    11
おわりに    16
参考文献    17
謝　　辞