从好色物看日本人的情欲观[日语论文]
好色物から見る日本人の情欲観
要　　旨
江戸時代は長い間の不安な局面を終えた。それは、それからの260年の穏やかな政権のために、基盤を確立し、日本に「元和偃武」という平和局面をもたらした。それと同時に、井原西鶴を代表とする浮世草子という町人文化が現れて盛んになった。遊里などの好色生活を題材とする『好色一代男』、『好色一代女』などの「好色物」というような新たな文学様式を打ち立てた。今まで、日本の経済、政治、歴史、文化、言語、宗教などの点から日本を分析している研究者は多いのに、日本人の情欲観という点から日本を研究する人は少ない。
本論文は先行研究を踏まえながら、まず井原西鶴を紹介し、そして、好色物の代表作『好色一代男』と『好色一代女』を考察した。更に、色情録画の氾濫、芸妓の「第三足」、援助交際、AVにおける日本の「性迷惑」という四つの面から、日本人の情欲観を論述した。最後に、仏教の宿命論のよる放任主義、神道の躾、商品化した性と愛、風流、「色道」の参禅などの五つの点から、好色物における日本人の情欲観を検討してみる。
キーワード：好色物　情欲観　風流　色道
目　　次
要　　旨
はじめに    1
1、井原西鶴について    1
２、好色物について    2
2.1『好色一代男』について    2
2.2『好色一代女』について    2
３、日本人 の情欲観について    3
3.1色情録画の氾濫    3
3.2芸妓の「第三足」    3
3.3援助交際    3
3.4AVにおける感日本の「性迷惑」    4
４、好色物における日本人の情欲観    4
4.1仏教の宿命論による放任主義    4
4.2神道の躾    5
4.3商品化した性と愛    6
4.4風流    7
4.5「色道」の参禅    9
５、現代日本人情欲観への影響    10

終わりに    10
謝　　辞
参考文献