日本人の自然観に関する一考察[日语论文]

要旨：日本は狭い島国であり、自然に恵まれ、温和な自然条件を持っている。それとともに、日本人は地震、津波などの自然災害もうけてきた。その自然は日本人の生活様式やものの考え方などに、多くの影響を与えた。

本論文はまず自然観の定義から着手し、日本人の自然観を紹介した。それから、日本の庭園と料理という二点から現れている自然観を論じてみた。日本庭園については芸術の抽象性と象徴性、静と動のコントラストの組み合わせ、宗教の深刻な影響および枯山水の出現、水とのかかわり、豊かな建築小品と細かい処理という五つの特徴に分けて自然観の表れを論じた。料理については食材の選択と食事の環境における自然観を紹介した。最後は日本人の自然観が環境保護意識の形成と資源の持続利用の可能性とのかかわりを論述してみた。

本論文を通して、日本人の自然観の内容を明確にすることができ、日本の庭園や料理における自然観の表れが把握できた。また、日本人の自然観は環境保護意識に大いに影響して、環境保護と資源の再利用には大きな役割を果たしていることがわかった。

キーワード：自然観、庭園、料理、環境保護意識、再利用