以《浮华世家》中的万表铁平为例看日本人的二重性格[日语论文]
『華麗なる一族』の万俵鉄平からみた日本人の二重性格
摘　　要
《浮华世家》是作家山崎丰子的代表作之一，是以日本1970年代金融重组为背景讲述财阀家族中的父子之间的纠纷，野心和爱恨情仇的小说。本论文主要论述主人公万表铁平从一个无惧封建势力，积极追求梦想的热血青年到后来沦落为被封建社会与家庭所束缚的落魄青年过程当中形成的二重性格。因此，本论文分别采用两大方面来重点阐释。一是通过描写分析小说主人公万表铁平的语言以及心理方面的一些细节变化来阐述他形成二重性格的原因。二是从侧面通过了解万表铁平的背景，从他的亲人以及朋友对于他的一些评价变化来描述万表铁平二重性格的形成背景。由万表铁平的二重性格再延伸到70年代日本人性格的论述。
关键词：浮华世家  万表铁平  心理变化  二重性格  时代特征
 
要　　旨
『華麗なる一族』は山崎豊子の社会派長編小説の一つである。この小説は1970年代日本の金融再編のもとに、世界に誇る鉄を作ることに命をかけた息子と金融再編の風潮の中で生き残りをかけた父、その万俵一族の愛と憎しみと悲しみに満ちた壮絶なる物語である。本文は主に主人公万俵鉄平は封建勢力を恐れない、積極的に夢を追うという熱血青年から封建社会と封建家庭に縛られるという気力がない青年に変化した、この変化過程に形成した二重性格を討議する。それで、本文は主に二つ面に説明した。まず、小説主人公万俵鉄平の言葉、心理などの変化を分析して、二重性格が形成する前後の比較を通して、二重性格の形成原因を説明する。そのほか、万俵鉄平の親友から彼への評価の変化を分析した。それから、主人公万俵鉄平が表現した二重性格を例として、日本人全体性格の二重性に伸ばした。最後に70年代日本人性格の時代特徴を総括した。
キーワード: 華麗なる一族  万俵鉄平  心理変化  二重性格  時代特徴