从《窗边的小豆豆》看现代教育问题[日语论文]
窓際のトットちゃんから見る総合リズム教育

要　　旨
小林宗作は日本のリトミック研究者、幼児教育研究家である。日本の教育界に最初にリトミックを導入、紹介した音楽の先駆者、また、『トモエ学園』を創設した幼児教育者として知られている。一方、一般の人々の間に小林宗作の名が広く知られるようになったのは、『窓際のトットちゃん』である。『窓際のトットちゃん』は女優、タレント黒柳徹子による自伝的物語である。著者の黒柳が通学したトモエ学園を舞台に、自身の学生時代についてはもちろん、トモエ学園におけるユニークな教育方法と校長である小林宗作の人柄を詳しく描いている。
本論文では、トットちゃんのトモエ学園での生活を通して、総合リズム教育論をもっと深く了解し、そして現代教育を比べて、啓発と現代教育の問題点への再考を探ってみる。
本論文はおおきく四つの部分から構成されている。
第一章は小林宗作と『窓際のトットちゃん』のあらすじについて紹介、第二章は総合リズム教育の誕生背景と提唱原因を考察する。
第三章は『窓際のトットちゃん』の内容と関する資料から総合リズム教育論の本質を探ってみる。
第四章はまず総合リズム教育の現れを描いている。それから、小説の場面描写を通して、現代子供の教育に関して学ぶべくことを探ってみる。最後、トットちゃんの学園生活を例に、現代教育についての再考をする。
キーワード：小林宗作  リズム教育 　現代子供の教育

目　　次
摘　　要    Ⅰ
要　　旨    Ⅱ
はじめに    1
第一章 小林宗作と『窓際のトットちゃん』のあらすじ    2
1.1　小林宗作    2
1.2 『窓際のトットちゃん』のあらすじ    3
第二章 総合リズム教育の誕生背景と提唱原因    4
2.1　誕生背景－児童中心主義    4
2.2　総合リズム教育の提唱原因    5
第三章『窓際のトットちゃん』における総合リズム教育の本質    6
3.1  総合リズム教育とは    6
3.2  総合リズム教育の本質    6
第四章『窓際のトットちゃん』における総合リズム教育からの啓発    8
4.1  総合リズム教育の表れ    8
4.2  総合リズム教育からの啓発    9
4.3  現代教育の問題点への思考    10
おわりに    11
参考文献    12
謝　　辞