二语学习的动机的原因和学习策略认知-日语的有效学习方法研究[日语论文]
動機づけ要因とメタ認知の観点について―日本語の有効的な学習方法の検討

要　　旨
近年第二言語教育において注目されつつある動機づけについて、現在までの研究動向を概観することを目的とする。中でも、特に第二言語としての日本語の動機づけ研究を整理することに焦点を当てる。更に、学習方略に対する有効性の認知、好み、学習方略の使用に及ぼす影響について調べた。165名の大学生に、学習方略の認知と動機付け及び使用についてアンケート調査を行った。その結果、学習方略の有効性を認知し、好んでいる学習者ほど使用が多く,勉強時間を高く認知するほど使用が少ないことが明らかとなった。また、メタ認知的方略は、他の方略よりも高く認知され、使用が少ないことが示された。最後に、メタ認知的方略を多く使用する学習者は、学習方略の認知が使用に与える影響が少ないことも明らかとなった。

キーワード：学習方略、動機づけ、メタ認知、大学生

目　　次
摘　　要    Ⅰ
要　　旨    Ⅱ
はじめに    1
第1章　動機づけ要因    2
1.1　内発的動機づけ    3
1.2  外発的動機づけ    4
1.3  第二言語教育における「動機づけ」とは    4
1.4  第二言語としての日本語の動機づけの研究    6
1.5  日本語学習動機に関する研究    7
1.6  日本語学習場面の動機づけの研究    7
第2章　メタ認知    9
2.1  メタ認知とは    9
2.2  メタ認知研究の理論的意義    10
第3章　アンケート調査    11
3.1　調査目的    11
3.2　調査方法    11
3.3　調査内容    11
3.4　分析結果    12
3.5  メタ認知と動機付けの関係    15
3.6  動機付けのメタ認知に対しての影響    15
おわりに    16
参考文献    17
謝　　辞