白桦派对中国的影响-以武者小路实笃为中心[日语论文]
白樺派の中国への影響―武者小路実篤を中心に

要　　旨
武者小路実篤は日本の白樺派の代表作家でありながら、雑誌『白樺』の創刊人でもある。彼は明治43年（1910）に志賀直哉、有島武郎などと一緒に『白樺』を創刊し、その雑誌によって活動を開始したのでその名がある。当時の日本は大正時期だった、自由主義と個人主義がだんだん流行ってきて、そんな背景で、トルストイなどの作家が主張している理想主義思想も日本に流れてきた。武者小路実篤もトルストイに深く影響されていた。彼は白樺時期に人道主義を主張し、多くの作品にも反戦思想が見られる。
本論は武者小路実篤が白樺時期の思想を中心に、彼の人道主義と反戦思想、新しき村を検討し、それの中国への影響を考察したい。
本論文はおおきく四つの部分から構成されている。
第一章は白樺派の形成、中心思想、代表人物の概観および白樺派の役割を紹介する。
第二章は武者小路実篤の生涯、彼の作品と経歴を主に紹介する。そして第三章は『ある青年』の夢から見られる反戦思想と人道思想、新しき村を紹介する。　　　
第四章は『ある青年の夢』と新しき村の中国への影響を考察してみる。
キーワード：武者小路実篤　人道主義　中国 　影響

目　　次
摘　　要    Ⅰ
要　　旨    Ⅱ
はじめに    3
第一章 白樺派の概観    4
1.1 白樺派の紹介    4
1.2白樺派の役割    5
第二章 武者小路実篤の紹介    7
2.1 武者小路実篤の生涯    7
2.2     武者小路の文学    7
第三章 武者小路実篤の思想    9
3.1 早期の人道主義思想    9
3.2     『ある青年の夢』から見る反戦思想    10
3.3 人道主義思想の実践―新しき村    10
第四章 武者小路実篤の中国への影響    13
4.1 『ある青年の夢』から中国への影響    13
4.2 新しき村の中国への影響    14
おわりに    16
参考文献    17
謝　　辞