新海诚的爱情观-以《秒速5厘米》和《言叶之庭》为中心[日语论文]
作品から見る新海誠の愛情観―『秒速５センチメートル』と『言の葉の庭』を中心に

要　　旨
新海誠は宮崎駿に次いで、一番注目される動画作家と新進気鋭の監督の一人である。作品には独自のスタイルがある。新海誠の動画の人物は個性が強く、画面の真実感が重視される。初期の作品の『秒速五センチメートル』と新作『言の葉の庭』の中で、独白の方法を使い、境地を隠喩し、心を感動させる音楽などを使うことで、強い「物哀れの美」を盛り上げる。「物哀れ」は日本で古くから続いてきた意識であり、その伝統文化の中で育った新海さんの作品にはいつも悲観主義と生き別れや死別が溢れている。
本論文はまず新海誠と彼の作品の特徴を紹介する。それから、『秒速五センチメートル』と『言の葉の庭』を例として、新海誠の作品の主題と中の愛情観の変化を考察する。最後、二つの作品の男女主人公が愛情に対する態度を分析してみたい。
キーワード：新海誠；秒速五センチメートル；言の葉の庭；愛情観

目　　次
摘　　要    Ⅰ
要　　旨    Ⅱ
はじめに    4
1.新海誠について    4
 1.1新海誠の生涯    4
 1.2作品の特徴    5
2.『秒速５センチメートル』と『言の葉の庭』について    5
 2.1作品の粗筋    5
 2.2共通点    7
  2.2.1独白の使用    7
  2.2.2暗喩の作用    7
  2.2.3感動的な音楽    8
 2.3相違点    8
  2.3.1結び方の違い    8
  2.3.2感情の表現    8
3.映画中の愛情観    9
 3.1作品の中の「愛情」    9
 3.2愛に対する態度    9
 3.3新海誠の愛情観の変化    9
終わりに    11
参考文献    12
謝　　辞