从吉祥物看日本文化[日语论文]
縁起物から見る日本文化
要　　旨
日本は八百万の神々の国と言われている。昔からすべての物にそれぞれの神様がいた。その結果、意味合いが異なるバラエティーに富む縁起物も創られた。招き猫、熊手、破魔矢、正月のおせち料理や初夢、ひな人形などがその代表である。五穀豊穣、商売繁盛、無病息災、立身出世、子孫繁栄、縁起物に含まれる願いや望みは多種多様であるが、いずれも日本人の信仰や風習と密切に関わっている。縁起物を考察することは日本文化を垣間見る一つの試みである。
日本文化の特徴に関する先行研究に基づき、縁起物の由来、意味合いと用途を探っていく。その上、年中行事と節句における縁起物を通して、その背後に潜む日本文化を探っていく。
キーワード：縁起物；日本文化；由来；意味合い；用途；年中行事；節句
目　　次
摘　　要    Ⅰ
要　　旨    Ⅱ
はじめに    １
一　缘起物とはなにか    １
１ 縁起物の定義    １
２ 縁起物の由来    １
二　日本文化の特徴    ２
三　縁起物から見る日本文化    ３
１ 縁起物の意味合いから見る日本文化    ３
１）「開運発福」の縁起物    ３
２）「心願成就」の縁起物    ３
３）「災難凶事」の縁起物    ３
２ 縁起物の用途から見る日本文化    ４
１）食べる縁起物    ４
２）身につける縁起物    ５
３）家に飾る縁起物    ５
３ 年中行事における縁起物から見る日本文化    ６
１）初詣    ６
２）初午祭り    ６
３）お盆    ６
４ 節句における縁起物から見る日本文化    ７
１）春－桃の節句    ７
２）夏－端午の節句    ７
３）秋－菊の節句    ８
４）冬－冬至   ８
終わりに    ８
謝　　辞
参考文献