从《雪国》看川端康成的禅宗思想[日语论文]
『雪国』から見る川端康成の禅宗思想

要　　旨
日本人のノーベル文学賞の初受賞者として川端康成は、「東洋と西洋の間の精神の橋を架けることに貢献している」というような評価をノーベル文学賞の選考委員会から与えられている。この評価から見ると、彼の作品は日本だけでなく、全世界でも影響力がある。川端康成の一生は禅宗思想に深く影響された。禅宗思想は川端文学の魂を支えて、彼の全ての作品を貫いた。だから禅宗思想の研究は川端文学の全体像を把握するのにとても重要な役割を果たしている。『雪国』が川端康成の最も代表的な作品と言われている。本文は『雪国』を中心に、「以心伝心・不立文字」、「万物一如・輪廻転生」、「諸行無常」などの禅宗思想を究明しようと思う。これによって、川端文学の解読に新しい参考を提供することを目的とする。
キーワード：川端康成；『雪国』；日本；禅宗思想

目　　次
摘　　要    Ⅰ
要　　旨    Ⅱ
はじめに    4
1.禅宗思想について    4
    1.1起源と発展    4
    1.2思想内容    5
    1.3日本人の受容    5
2.川端康成と禅宗思想    6
    2.1客観的な受容    6
    2.2主観的な信仰    6
3．『雪国』の禅宗思想について    7
    3.1以心伝心・不立文字    8
    3.2万物一如・輪廻転生    9
    3.3諸行無常    10
4.川端の他作品中の禅宗思想    12
    4.1『伊豆の踊り子』の禅宗思想    12
    4.2『古都』の禅宗思想    12
終わりに    12
参考文献    14
謝　　辞